六十餘洲:長崎を代表する今里酒造のお酒

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今里酒造は創業以来、
建物は増築されていき現在は十数棟からなる醸造建物群を形成しています。

その内6棟の建物が平成18年(2006)3月23日に国の登録有形文化財に登録されました。

かつて日本には、60の国々があったことから「六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)」と命名。日本中の人に飲んでもらいたいという願いが込められている。江戸後期から酒造りをしている今里酒造がある長崎県波佐見町は、山に囲まれた静かな盆地で、棚田の緑が目に眩しい美しい里山。波佐見焼の産地としても有名だ。

原料米は地元・波佐見町で契約栽培する山田錦やレイホウ、福岡県糸島の山田錦を主に使用している。以前は五島列島から来る小値賀杜氏に酒づくりを委ねていたが現在では消滅の危機を迎え、久留米杜氏が担っている。 料理を楽しむための酒づくりをモットーにしている「六十餘洲」は、地元・長崎では料理の味付けに砂糖を多用するため、やや甘口傾向の酒をつくってきた。しかし米の旨味をしっかりのせて甘さとして押し出すため、あらゆる料理とバランスすると県外での人気も徐々に高まっている。「純米吟醸 山田錦」は「THE JOY OF SAKE」主催の「全米日本酒歓評会」において2年連続金賞受賞。「純米大吟醸」が2016年IWCで銀賞受賞するなど、その実力は、世界でも認められはじめている。

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